導入事例

入札機種の中で価格性能比が高く、使いやすいのがエイサーでした。

飯能市役所様

導入モデル:TravelMate 約80台 〈ノートブック〉

ノートブック 官公庁・自治体

飯能市は埼玉県南西部にある人口8万4000人の町。 このほどエイサーのTravelMateを80台導入いただきましたので、その経緯とTravelMateの魅力について、同市広報情報室の 大沢栄治様にお話をうかがいました。

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省エネと省スペースのために、 市のPCはすべてノートブック

──飯能市は職員のほぼ全員にノートブックPCを支給しているそうですね。他の行政と比べてIT化が進んでいる印象があるのですが。

そんなに変わってはいませんよ。今はパソコンがないとすべての仕事ができない状態ですが、それはどこの市役所さんも一緒だと思います。職員すべてにパソコンが行き渡ったのも、去年くらいの話です。

──以前はデスクトップタイプもお使いだったのですか?

いえ、飯能市では省エネやスペース効率の面から、最初からノートPCを導入していました。特殊な部署ではデスクトップやシンクライアントを入れているところもありますが、基本的にはすべての部署がノートPCです。とはいっても予算に限りがあるので、あまり高いものは買えませんが。

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──導入する機種の選定は、入札ですか?

そうです。私たちの方で仕様書を作り、それを満たす中で一番価格が手頃なものを選定しました。今回はそれがエイサーの製品だったわけです。今のパソコンは昔のものと比べてすごく性能が高いですから、基本的な仕様を満たしていれば、価格で選んでも問題はないと考えています。

──エイサーという台湾メーカーの機種であることに、抵抗がありませんでしたか?

日本製のパソコンであっても部品は外国製、組み立ても海外で、ほとんど日本で作っていないのが現状ですから、現実にはどこのメーカーのパソコンを選んでも同じといえるのではないでしょうか。それなら、信頼できて価格の安い製品を求めた方が、結局は市民の得になります。
私はOEM時代のエイサーを知っていて、10年以上前に作ったパソコンには、エイサーの子会社が自作したマザーボードを使いました。それに、国産のパソコンを分解してみると、使われているのは圧倒的にエイサーのマザーボードでした。そういう知識があったので、エイサーの製品を導入することに何ら抵抗はありませんでした。むしろ、安心したくらいです。

──大沢さんはずいぶんパソコンにお詳しいですね。

ええ、大好きです。専門ではないのですが、機械屋なので、よく分解して修理などもしています。

導入したマシンは、リーダーの手でスペシャル・チューニング

──入札の結果、選ばれたのはTravelMateという機種でした。

実は最初の仕様では、ワイド液晶ではないものを考えていました。役所の事務というと8割以上がマイクロソフトのWordを使う仕事です。その場合はワイド液晶よりも従来型の正方形に近いディスプレイの方が都合がいいんです。しかし調べてみたら、もう各社ともにワイド液晶ではない古い機種を在庫として持っていませんでした。そこで仕方なく、ワイド液晶の仕様に変えたわけです。でも入れてから実際に使ってみると、確かにWordでは少し天地が不足する気がするものの、逆にExcelなどの表計算ではワイド液晶の方が都合が良かったですね。画面が横に広いですから。

──実際に現場に配布されて、職員の方の反応はいかがですか。

非常に高性能で速いと喜んでいます。今回の入札に参加した機種の中で、エイサーのTravelMateはトップクラスの性能でしたから。使い勝手がいいと事務効率が上がりますので、高性能であることはありがたいです。それに、私がスペシャル・チューニングを施していますから、本来の性能よりもさらにアップしていると思いますよ。

──スペシャル・チューニングですか?どんなことをするのでしょう?

メモリーを増設したり、不要なソフトを省いたり、セキュリティ関係の設定をしたりです。OSのレジストリまでいじりますので、慎重に1週間くらい時間をかけてやります。そうやって1台設定したら、あとはハードディスクをコピーするだけなので、それほど手間はかかりません。

──お詳しいリーダーがおられるので、職員の皆さんも心強いですね。

いやいや、私がたまたまパソコン好きだったというだけです。中でやれば、外部の専門家の手をわずらわせる必要もありませんから。

個人で同じ機種を購入した職員もたくさんいる

──この機種で特に気に入っておられる点は、どういうところでしょう?

まず挙げられるのは、高性能で速く、しかも値段が安いことです。次が光沢液晶の見やすさ。私はこれまで光沢液晶を事務用で使うことには乗り気でなかったのですが、こんなにいいものかと再認識しているところです。今の液晶はドットが小さくなっていますから、私のような年配者には文字が読みづらくなっています。それが光沢液晶だと、はっきり見えるんです。今は家庭用を中心に光沢液晶が増えていますが、これからはオフィス用も光沢液晶ですね。その点は予想外でした。
その次が、キーボードの打ちやすさ。TravelMateのキーボードは全体に湾曲しているのが特徴ですが、これが慣れると非常に打ちやすいんです。最初はそういうデザインなのかと思っていましたが、ちゃんと人間工学的に考えて作られていたんですね。

──この機種を導入されてから、エイサーに対する認識は高まりましたか?

そうですね。信頼できるいい機械です。このマシンを個人的に購入した職員もかなりいるんですが、そのことを見ても、みんながTravelMateに満足していることがわかるでしょう。

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