導入事例

価格性能比に優れ、保守やサービスの点でも納得できたので、自信を持ってエイサーを推しました。

高知県庁様

導入モデル:TravelMate 1794台 〈ノートブック〉

ノートブック 官公庁・自治体

高知県庁のノートパソコン調達1794台。この大型入札案件に際して 地元ITサプライヤーが選定したのは、エイサーのTravelMateでした。 機種選定から落札、納入までの経緯を、 株式会社高知電子計算センターの釣井雅史主任にうかがいました。

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品質やサポート体制の説明を聞き、エイサー製品に決めました

──株式会社高知電子計算センター(KCC)様は、創業40年の老舗ですね。今回はエイサー製品を選定して応札されたわけですが、エイサー製品を選定された理由は何でしょう。

うちの会社はメインフレーム時代からコンピュータを扱っていますが、これまで特にどこのメーカーということはなく、全般的にどこのメーカーも取り扱ってきました。今回の案件は「庁内ネットワークに接続して使用する一般業務用ノートPC」ということでしたので、低価格でご満足いただける性能の製品が必要でした。そういう条件を満たすメーカーを探していたところ、取引先からエイサーさんを紹介され、「これで行こう」と決めたわけです。

──今回の入札案件では、何か特別な要件などはあったのでしょうか。

kochi_02.jpg特別な要件というのはまったくなくて、あくまでも「一般的なノートPC」でした。特に要望があったのは、保証のところですね。5年間使われる予定とのことで、1年間の無償保証と3年間のパーツ保証という納入後のサポートが条件になっていました。

──御社がエイサー製品を取り扱うのは今回が初めてのケースとお聞きしましたが、初めてのメーカーということでの不安はありませんでしたか?

確かにエイサーさんの製品を扱うのは今回が初めてでした。やはり初めてのメーカーで、しかも海外ということで、正直言って最初は品質などで不安な気持ちもありました。特に高知県庁様からご要望のあった納入後のサポートは、機種選定前にクリアすべき問題でした。しかし、日本エイサーの営業担当の方や、サポート担当の方からエイサーの世界市場における実績や、エイサーのパソコン作りのコンセプト、国内のサポート体制などの説明をいただきまして、これなら高知県庁様に提案できると確認して選定したわけです。

──普通お役所というと堅いイメージがあって、国産メーカーや納入実績のあるメーカーでないとだめなのではないかと思いがちですが、高知県庁様の場合はどうでしたか。

納入実績やメーカー指定などの縛りは何もなく、オープンでした。

梱包の箱が思ったより小さかったので、保管コストが助かりました

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──今回の入札で落札できたキーポイントはどんな点でしょう。

やはり価格だと思います。「一般業務用」のPCでは、各社ともそれほど性能は変わりませんから、差が出せるのは価格になります。競合している各社は国産の製品を選定してくることが予想されたので、うちが同じ製品を選んでも差が出せません。そこで価格性能比で強みのあるエイサーさんの機種を選んだわけです。

──最終的にエイサーのTravelMateで行こうと決定したのは、いつの段階ですか。

公募が出てすぐのタイミングです。公募から応札に至るまでの経緯は、公募→機器届け出→審査→応札となるので、公募があったらすぐに機器を決定して届け出る必要があるわけです。

──決定に際して、自信はありましたか。

価格にはかなりの自信がありましたが、正直言ってライバルがどのくらいがんばってくるか予想がつかず、ドキドキものでした。

──決定したら、今度は納品ですね。納品時の印象は何かありますか。

エイサーさんから1794台という大量の台数が届いたわけですが、届いた製品の山を見て、「思っていたより梱包の箱が小さいな」と感じました。
というのは、納入前にソフトウェアのインストールやネットワーク関連の設定をこちらで済ませる必要があったので、すべての製品を一時保管しなければならなかったんです。
箱が小さいことで保管スペースがわずかで済み、保管コストが削減できたので、うちとしては非常に助かりました。

──納品先は県庁様1ヵ所ですか。

いえ、高知県庁内と県内外130ヵ所の出先に納入しました。高知県は東西に長いのですが、西の端から東の端まで、それと県外の事務所ですね。

「海外メーカーでも国産パソコンと遜色がない」と評価されました

──納入後の稼働状況はどうでしょうか。初期不良とかはありましたか。

まだ納入して間もないのですが、初期不良も少なくて、今のところは問題なく稼働しているようです。

──初期不良は、今まで扱ってこられた他メーカーの機種と比べて、少なかったということですか。

はい。前に他のお客様に納入した他社のパソコンの場合と比べて、今回の方が率が少なかったです。これはいい意味で意外でした。海外メーカーの製品というと、どうしても国産メーカーに比べて品質面で劣っているというイメージがありましたが、今回の事例でそれが払拭できたと思っています。

──ユーザー様からのご感想は何かありますか。

高知県庁様の一般業務用パソコンは、これまで国内メーカーの製品が多かったわけですが、今回のエイサー製品はそれと比べて遜色がないというご意見をいただいています。

──今回、エイサー製品を選んでよかったという点は何でしょう。

当社としては、エイサー製品を選定して大量受注に結びつけることができたという点が一番の成果でした。これからも、お客様のニーズに合致するものがあれば、どんどんエイサー製品を扱っていきたいと思います。

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