導入事例

期待通りの性能と 抜群のコストパフォーマンス。さすがエイサーの製品だと納得しました。

鳥取短期大学様

導入モデル:AspireRevo ASR3610 41台 〈ハンディデスクトップ〉

デスクトップ 学校・教育

鳥取県の中心部、倉吉市にある鳥取短期大学は、創立40年の歴史を持つ県内唯一の短期大学。 学内には200台以上のPCがあり、学生がいつでも自由に使えるようになっているが、 このほど新たにAspireRevo(アスパイア・レボ)が41台導入された。 機種選定の経緯と導入の目的を、生活学科 情報・経営専攻の野津伸治教授にうかがった。

cygnus_01.jpg

エイサーの名前はOEM製品などで以前からよく知っていました

──はじめに、この学校の概要についてお教えいただけますか?

本校は創立40年になる短期大学です。1学年の定員が300名で、2学年ありますから合計600名の学生がいます。その上に1年ないし2年の専攻科というところがあり、ここには40名弱の学生がおります。学生の65%が鳥取県内から通っていて、25%が隣の島根県から。それ以外は兵庫県と岡山県ですから、地元の学生をターゲットとした短期大学といえるでしょう。遠隔地出身の学生のために、寮の設備もあります。

ご存じのように鳥取県は全国で一番人口が少ない県なので、それに比例して学校数も少なく、短期大学は本校だけです。8割以上の学生が卒業すると就職しますが、就職先の多くは地元の企業や団体です。

──野津先生は学内のICT委員長もされているそうですが、コンピュータはお詳しいのですか?

cygnus_02.jpg

私は平成元年からここで教鞭を執っていますが、その前はカナダでメーカーのプログラマーをしていました。更にそれ以前はシステムインテグレーターのユニシスでSEをしておりましたので、知識と経験はあると思っています。趣味でPCをよく自作するので、エイサーの名前はかなり以前からパーツメーカーとして知っていました。ネットブックのAspire one<アスパイア・ワン>も持っていますよ。デジタルガジェットが大好きなので、PDAとネットブックなどは合わせて100台くらい購入した経験があります。

──では、今回の導入で候補に挙がる前から、エイサーをご存じだったわけですね。

今回、販売店からエイサーの提案があったとき、とくに違和感は感じませんでした。世界でも有数の大ベンダーであることは承知していましたし、過去に本校で購入した国産のPCも、エイサーのOEM製品でしたから。それに、ここ10年くらいは中国で製造されたPCがほとんどなので、海外メーカーの製品であっても、保証の面さえクリアできれば問題はないと思っていました。

コストパフォーマンスの良いデスクトップPCを探していました

──今回、AspireRevoを導入した目的は、どんなことでしょう?

本校には200台以上のPCがあり、授業や学校の業務で使うほかは、自由に学生に使わせています。ただ、それだけでは充分ではないので、学内の至るところに設置して、学生が気楽に使うことのできるPCが必要と考えていました。
そのためには、ある程度のパフォーマンスを持ちながら、コストができるだけ低いものが理想でした。設置スペースも、小さければ小さいほどいいと思っていました。ネットブックという選択もありましたが、盗難の心配とビデオ回りの性能に不満があり、より高性能でコストパフォーマンスのよい省スペース型デスクトップPCを期待していました。

AspireRevoについては、登場した段階からインターネットのニュースをチェックしていました。チップセットにNVIDIAのIONを採用して画像性能を高めていることが魅力でしたし、HDMI出力や各種メモリーカードへの対応も便利だと思っていましたが、一番の魅力はコストパフォーマンスですね。いずれ評価してみたいと思っていたところ、販売店さんからご推薦いただいたので、導入に至ったわけです。

全部で41台を購入しましたが、寮の共有スペースに10台、キャリア支援室に4台、Eラーニングのストリーミング受信用と教室に20台、その他、事務処理用や学生用に数台ずつを学内各所に置いています。実物が届いてみると、まずその小ささに驚かされました。学生もびっくりしていましたが、先生方も「こんなに小さいのか」と声を上げたほどです。

要件を満たす製品がなく、学生にノートPCの所有は義務づけていません

cygnus_03.jpg

──実際に使ってみて、学生さんたちの反応はいかがでしょう?

この4月から使い始めたところなので、まだ日が浅いのですが、操作に戸惑うこともなくWeb閲覧やメール送受信、Officeなどのアプリケーションを満足して使っています。AspireRevoにはCD-ROMなどの光学ドライブが内蔵されていませんが、もともと学生にはUSBメモリーを持たせているので、とくに不満はありません。

──この学校では、学生にノートPCを持たせる予定はないのでしょうか?

本校では、あえて学生にノートPCなどの購入を義務付けていません。10年くらい前から検討は続けていますが、1日中(9時から18時まで)使い続けられ、女子学生がバッグに入れて持ち運びが苦にならないような低価格の製品が存在しないので、見送っています。それに不況が続いていますから、保護者の方への経済的負担も考えなくてはなりません。さらに、地方ならではの問題として、通信インフラが整備されていない地域が多いという要素もあります。その代わり本校では、学内のPCを授業時間以外でも自由に使えるようにしています。現状はこれで問題はないと考えています。

──これからエイサーやPCメーカーに望むことはありますか?

多様な製品を低価格で供給し続けていただきたいですね。本校で利用できるような魅力的な製品や使い方があったら、どんどん提案してもらいたいと思っています。
個人的には、3D映像に興味があるので、3D映像が作れるような高性能PCを、どこかのメーカーが安価で提供してくれたらと期待しています。

関連事例

デスクトップ 学校・教育