導入事例

世界第2位のメーカーだから実現できたコストパフォーマンスにとても満足しています。

大阪バイオメディカル専門学校様

導入モデル:TravelMate TM5330-W711 26台〈ノートブック〉

ノートブック 学校・教育

大阪バイオメディカル専門学校は2004年開学という比較的歴史の浅い学校だが、 95%を超える正社員・正職員就職率で注目を浴びている。
このほどバイオ実験室で使用するノートPCを新規導入したが、同校が選んだブランドは「エイサー」だった。さらに、パソコンルームや事務処理用のPCも続々とエイサーに置き換えられている。
同校のPCがエイサーで統一されるまでの経緯を、理事を務める永島伸二校長にうかがった。

95%以上という驚異的な就職率を誇るバイオと医療の専門学校

──はじめにこの学校の概要を教えていただけますか?

obm_01.jpg私ども大阪バイオメディカル専門学校は、バイオ学科、バイオ技術学科、医療事務総合学科、医療福祉心理学科、日本文化教養学科の5学科体制で「生きる」を支えるプロを育成する専門学校です。大阪は医薬品をはじめ、化学、食品、精密機器などの企業や、バイオ分野の先端研究を行う研究機関の集積する世界第4位のバイオ集積地です。その好立地で学ぶ約240名の学生は、卒業後企業や医療機関に巣立っていきます。おかげさまで現在、本校の卒業生が正社員、正職員として採用される実績は就職率にして95%を超え、新聞などでも取り上げられるほどになりました。

──入学してくるのは高校を卒業した人たちですか?

高校を卒業して現役で入ってくるのが3分の2、あとは大学を卒業してうまく就職先が見つからなかった人や、大学院に行こうか迷ってこちらに来た人、現在の就職先に満足していない社会人、そして留学生といったところです。留学生は中国、韓国からの人が多く、ほかには台湾、インド、ベトナム、トルコ、イスラエル、アメリカ、タイなどからも来ています。最近は日本でバイオを勉強して母国で役立てたいと思っている人が増えています。バイオは世界的に見ても重点分野ですから。

──今回ご導入いただいたエイサーのノートPCは、どのようなところで使われているのでしょうか?

バイオ学科の実験室で使うための新規導入です。今までパソコンは「パソコンルーム」に配備されたものを各学科が共用して、そこでオフィス系のソフトや医療事務ソフトの学習をしていました。しかし、時代が変わって何でもパソコンで処理するのが当たり前になりましたから、バイオの実験現場でも、実習しながらデータをすぐに入力できた方が便利だという話が出てきました。それで、新規導入したわけです。

「1人1台体制」で運用し、モバイル能力はあえて求めず

──導入に当たっての条件はどのようなものでしたか?

obm_02.jpg余分なものがついてなくて、壊れにくく質実剛健な製品であることと、コストパフォーマンスに優れていることくらいでした。今回は実験室で勉強する学生1人に1台という環境を作ろうと考えたので、壊れにくいというのは大事なポイントでした。シンプルで壊れにくくて、コストが適当なものを求めたら、エイサー製品が提案されてきました。別の販売店さんからは外資系のパソコンの提案がいくつかありましたが、結局、エイサーがコストパフォーマンスで一番優れていました。

──このモデルは15.4インチのディスプレイで、結構大きな製品ですが、現場でこのくらいの大きさが必要というお話があったのでしょうか?

基本的には大きい方が使いやすいという考えがありました。また、ネットブックやモバイル系の持ち運びしやすいモデルだと、余計な持ち運びをした結果、壊してしまったり紛失してしまったりという事故が考えられます。今回の目的は実験室での使用でしたから、大きい実験室と小さい実験室、それに分析室という3つの場所でしか使いません。どこもAC電源があり、無線LANが完備されている環境なので、モバイル性能は必要ありませんでした。

──どんなソフトをインストールして使われていますか?

今回導入したノートPCには、特殊なソフトは入っていません。学生たちが実験データを入力して、あとでそれを分析し、レポートにまとめたり、プレゼンテーションしたりといった用途ですから、オフィスソフトがあればそれで充分です。数値入力や表作成、グラフ表示はエクセルで、それを貼り込んで文書にまとめるのはワードで、発表する場合にはパワーポイントで、ということになります。これまで学生たちは、パソコンに関する能力の個人差がすごく大きかったのですが、1人1台体制で実習の中で当たり前に使うようになってからは、それぞれ必要充分な活用能力がついてきたと思います。

世界第2位の実績を信じて学内のPCをエイサーで統一

──セキュリティ対策で特別なことはしていますか?

obm_03.jpg実験室のみの使用で、外に持ち出すこともありませんから、ウイルスソフトを入れているくらいです。ただし、パソコンの使用に当たっては、基本的に授業以外の目的に使うことを禁止しています。ソフトのインストールや、関係のないサイトをのぞくことなどは、すべて禁止です。

──エイサーというメーカーは前からご存じでしたか?

私がエイサーという社名を最初に知ったのは、Windows 95が出たころです。そのころの国産PCには、エイサーがOEM製品として出していたものがありましたね。ですから、今回の導入でエイサーの名前を聞いても、別に驚きはしませんでした。むしろ、どこもコスト競争で大変ですから、製品をたくさん作っているボリュームパワーのある企業の方がいいだろうと。エイサーは世界第2位のボリュームですよね。値段も信頼性も充分だろうと思いました。

──今後もっとエイサー製品が増える予定はありますか?

2011年4月からは、パソコンルームと図書室に置いてあるPCがエイサー製品に変わりました。あわせて教職員が使っている業務用のパソコンもすべてエイサー製品にリプレイスします。近々85台追加導入しますし、この学校のパソコンが特殊な用途のものを除いて、すべてエイサー製品になるということです。

──これからエイサーに望むことは?

シンプルで使いやすくて壊れない、そういう基本性能がしっかりしていて、しかもパフォーマンスが高い製品を、納得できるコストで提供し続けてもらいたいと思います。そのためには、さらにシェアを高めて、ますますコスト競争力がついてくれるといいですね。そうなれば、私たちがもっともっと導入しやすくなるはずですから。

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