導入事例

基本性能の高さとバランスの良さ、 そして抜群のコストパフォーマンスでエイサーを選びました。

東京情報大学様

導入モデル:Aspire Timeline AS1410 600台 〈ノートブック〉

ノートブック 学校・教育

わが国有数の「情報」を専門に学ぶ大学、東京情報大学では、 毎年学生が使うモバイルノートPCを1機種選定し、学生に斡旋している。 コンピュータやネットワークの専門家がひしめくこの大学が選んだのは、エイサーの Aspire Timeline AS1410だった。
エイサーが選ばれるに至った経緯と、本学でどのように 使われているのかを、機種選定を担当した情報システム学科の大見嘉弘先生にうかがった。

4つの学科の需要に共通して応えられる性能のPCを選定

tju_02.jpg──最初に、この大学の概要を教えてください。

本学は「情報」を大学名に冠した初の私学として1988年に設立されました。設置者は学校法人東京農業大学で、東京農業大学は系列校になります。現在、1学部4学科に約2000名の学生が学んでいます。
「情報」と名前の付いていることでわかるように、情報に関連した人材を育成する大学です。経営寄りの情報ビジネス学科、自然環境とコンピュータの環境を学ぶ環境情報学科、システム開発者を育成する情報システム学科、様々なメディアについて学ぶ情報文化学科という構成で、学科によってコンピュータを授業でどのように使うかが違います。ちなみに私は情報システム学科で教えていますが、私のゼミではiPhoneやiPadのアプリを開発したりしています。

──学科によって必要なパソコンのスキルが違いそうな印象ですが、今回導入されたPCはすべての学生に同じ機種なのですか?

tju_03.jpg確かに、学科によってコンピュータを授業でどのように使うかは大きく違いますが、学生に斡旋するパソコンは同じ機種である方がいろいろと便利なので、4つの学科の授業に共通して対応できるような性能のものを毎年選定しています。

──どうして同じ機種だと便利なのでしょうか?

トラブルが起きたときに出てくる症状が同じであれば、メーカーや機種にこだわる必要はありませんが、現実には機種によってトラブルの出方が違います。それに、授業で使うソフトをインストールする手間を考えると、同じ機種に揃えておいた方が便利なわけです。

外資系メーカーのPCは初めてだが思い切って選んだ

──すでに自分用のPCを持っている学生さんも、学校の指定機種を購入する必要があるのですか?

そんなことはありません。ただし、自分で買った機種を授業で使うには、少し厳しい条件が設けられています。たとえば、アンチウイルスソフトを自分で導入して、万一ウイルスに感染したときの責任を自分で取るとか、授業で必要なソフトを自分でインストールしなければならないなどです。トラブルの対処も自分でする必要があります。そのあたりが面倒と感じるらしく、大多数の学生は入学時に指定されたものを買っています。

tju_04.jpg──学生さんたちはみなさん入学時からパソコンスキルが高いのですか?

PCスキルについては、けっこう開きがあります。高校でどんなことをやってきたか、個人でパソコンをどのくらい使ってきたかが人によってまちまちですので、以前よりも入学時のスキルの差は広がっている印象があります。

──今回の機種はエイサーに決まりましたが、どのような条件だったのでしょう?

一応モバイルPCの標準的な仕様を要求し、その中でコストパフォーマンスの高いものを毎年選定しています。学校ならではの条件としては、4年間の動産保険に全員加入することくらいです。

──エイサーのライバルは何社くらいあったのですか?

最終的に5社6機種に絞った中から選びました。外資系メーカーの製品が選ばれたのは今回が初めてだったので、学内でもいろいろな意見があったのですが、この機種が要件を満たすものの中で一番ふさわしかったので、「まずは1年やってみよう」と。エイサーは候補機種に入るのも今回が初めてでした。

これからもコストパフォーマンスの高い製品を出してほしい

tju_05.jpg──エイサーに決まった最大の要因は何ですか?

やはりコストパフォーマンスですね。安ければいいというわけではなくて、モバイルノートPCとしての基本性能がちゃんとしていて、筐体をはじめとする製品の作りがしっかりしている上に、価格の優位性が飛び抜けていました。お話ししたように、本学で学生用に外資系メーカーのPCを採用するのは初めてのことでしたから、事前にテスト機をお借りして徹底的に評価テストをさせてもらいましたが、その印象も良好でした。

──どんな点が好印象でしたか?

ひと言で表現すると、バランスがいい機種でしたね。突出して何かが優れているというわけではなく、弱点として目立つものが一つもありませんでした。

──学内のセキュリティ対策はどのようにしておられますか?

まずは学生に対する教育です。ネットワークを利用する上でどういうことを守らなければいけないかを、ネット上のマナーもあわせて入学後すぐに教えます。技術的な部分でいうと、他の大学でもやっているようにファイアーウォールがあり、外部とは限られた通信しかできません。そして、ネットワークに接続するノートパソコンは、ユーザー認証しています。暗号化については、本学にはネットワークの専門家の先生が数多くおり、その監修のもとで、現在の技術レベルではほぼ盗聴不可能な暗号方式を採用しています。それに加えて、IPS(不正侵入防止システム)も動いていますので、外部から攻撃されてもその通信を自動的にシャットアウトするようになっています。さらに、外部から学生が大学内のネットワークに接続する場合は、VPN接続できるような装置も使っていますので、安心して接続できます。

──今後、エイサーに期待されることは?

今まで通りコストパフォーマンスの高い機種、性能のバランスのとれた機種を引き続き提供していただけたらと思います。授業に充分使えるようなパフォーマンスで、4年間使える堅牢性を持った機種を、できるだけ導入しやすい価格で提供してほしいですね。

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