導入事例

処理速度が速く、スタイリッシュ。理想のマシンが予算内にて導入できました。

龍ケ崎市役所様

導入モデル:TravelMate TM5742-X732 406台 〈ノートブック〉

ノートブック 官公庁・自治体

龍ケ崎市は茨城県南部に位置する人口8万人の田園都市である。 平安時代からの歴史を持つこのエリアは、関東有数の米作地帯でもある。
その龍ケ崎市が、市庁舎のイントラネットに接続するPCを一斉に新機種に転換した。 新たな端末用ノートPCに選ばれたのは、エイサーのTravelMate(トラベルメイト)。 さっそく導入の経緯を、情報政策課の宮川崇課長にうかがった。

市庁舎のイントラネットに接続するPCを一斉に新機種に交換

ryugasaki_1.jpg左から政策推進部 情報政策課 課長 宮川崇さん、政策推進部 情報政策課 課長補佐 吉田宣浩さん、政策推進部 情報政策課 主幹 吉田正也さん

──龍ケ崎市をひとことでアピールすると、いかがでしょうか?

上野から特別快速で40分弱のところに位置し、自然に恵まれた水と緑が豊かな街です。あまり知られてはいませんが、関東有数のお米の産地なんです。

また、7月下旬の八坂神社の祇園祭に行われる「撞つく舞まい」は「関東三奇祭」のひとつに数えられ、舞男が高さ14メートルの空中で演じるアクロバティックな舞いは必見です。この撞舞は国選択無形民俗文化財と県指定無形民俗文化財の両方を受けており、多くの見物客のほかに毎年のようにテレビ局も取材に訪れるなど、とても賑やかな舞いです。

──今回、エイサーのノートPCを406台もまとめて導入いただいたわけですが、その経緯をお聞かせください。

市庁舎で使われているPCは,大別するとイントラネット系システムに接続して使用しているものと、住民記録や税等の情報を取り扱っている住民情報基幹系システムに接続して使用しているものの2つになります。今回、導入したのはイントラネット系システムで使用するためのノートPCの入れ替えを行いました。入れ替え前は国産メーカーのノートPCを使っていました。しかし、今回は国内外を問わずメーカー等の仕様書を作成し、入札を行った結果、エイサーのノートPCを導入することになったわけです。

──406台すべてが市庁舎の中で使われるのでしょうか?

ほとんどはそうですが、市のイントラネット系システムにつながっている市内の各コミュニティセンターや小中学校にも配備し、市公式サイトの更新やメールの送受信といった業務に使用しています。

──導入した機種は、すべて購入ですか?

いえ、5年リースです。購入した方が安いという声もあるのですが、この台数になると一気にイニシャルコストがかかり、単年度予算での財政負担となるため、リースにしました。

テンキー付きの薄型ボディとシンプルなデザインが好評

ryugasaki_2.jpg「テンキー付きなので、とても便利です」と話す情報政策課主幹の吉田正也さん

──入札に当たっては、どのような条件を提示されたのでしょうか?

基本的には、現在の市販されている標準的な性能を持つ機種の中で、一番廉価なものを対象としました。ただ、単純に安価であればよいというだけではなく、ある程度の国内での販売実績があり、今回の5年リース期間中に故障した場合、確実に修理を始めとしたサポートが受けられるということも条件のひとつでした。また、今回の機種の選定については、性能的には文章の作成や表計算といった事務が行えれば問題はなかったのですが、庁内で情報の共有化を図っている際に使用している「茨城県域統合型GIS(地理情報システム)」が快適に閲覧できるということも条件のひとつと考えていました。

統合型GISは茨城県内の全市町村が使用しており、県内でのデータの共有化はもちろんのこと、市役所内部での情報の共有化を進める上で非常に重要なものと考えておりましたが、以前のPCでは処理能力の関係で、住所検索等を行うと1分以上かかるような状態で使用するのは難しい状況でした。

──そして入札の結果、エイサーのTravelMateが導入機に決定しました。

すでに候補機種になったときにデモ機を2台お借りして、しばらく使っていましたから、各業務に支障なく使用ができることはわかっていました。私たちは立場上エイサーさんのことは存じ上げていましたが、役所の上司や一般職員の中には、初めて聞くメーカー名である人もいました。そこで、上司の人たちには直接、一般職員には操作研修会を行って、エイサーが販売台数世界第2位のPCメーカーであることを説明し、理解してもらいました。導入機については、テンキーが付属していることと、筐体が薄いこと、デザインがシンプルであることなどが好評です。

──故障などのトラブルは?

初期故障はなく、自然故障もまだ発生していません。事故で液晶パネルが割れてしまったことがありましたが、メーカーにて迅速に修理対応いただいたこともあり、業務に支障はありませんでした。

──懸案の統合型GISは問題なく閲覧できましたか?

以前は1分以上かかっていたものが、わずか数秒で見られるようになりました。おかげで、これまでは「時間がかかる」と敬遠されていたシステムが、職員に積極的に利用されるようになりました。

ryugasaki_3.jpgシンプルなデザインなのでオフィスで目立ちすぎず、落ち着いて仕事ができると好評だ

──セキュリティ対策はどんなことを?

インターネットについてはフィルタリングソフト、それからアンチウイルスを導入しています。それ以外にも、最近はUSBメモリからのウイルス感染や、紛失等による情報の流出等がニュース等をにぎわせていますので、龍ケ崎市としては独自にルールを定めて、情報政策課で貸与したもの以外の使用は禁止しています。

使用するUSBメモリについては、アンチウイルスが導入されており、セキュリティ対策がとられているものを使用し、事故を未然に防いでいます。平成21年度にセキュリティ付きUSBメモリを100本を購入し、市庁舎内と市内の小中学校や各コミュニティーセンターに配布しています。406台のPCに対してUSBメモリが100本では少ないように感じるかもしれませんが、多ければいいものでもありませんし、今のところ不足しているということはありません。PCの持ち出しは原則禁止で、退庁時は鍵のかかる引き出しにしまうことになっており、盗難などの防止に努めています。

──これからエイサー製品に望むことはございますか?

今のところ故障は発生していませんが予備機の数が充分ではないため、故障などに際しては、迅速に対応していただけると助かります。

Partner's Voice

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エイサーなら入札に勝てる。
ユーザーの不安はデモ機で解消し、コストパフォーマンスで勝負!

株式会社ニューライフ 執行役員 官公庁営業部長 桜井賢さん
http://www.newlife-web.co.jp/

古くから茨城県内で営業しています。龍ケ崎市役所さんの案件は、当初国産機で応札しようとしたんですが、どうしても予算と折り合わず、ダイワボウさんに相談したらエイサーを勧められました。当初は不安でしたが、自社用に複数台購入して検証した結果、非常に良い評価でした。市役所へのデモ機貸し出しも好評で、導入後もまったく不具合なく稼動していて満足しています。これをきっかけとして、客先への提案活動を強化していきます。

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