Point 2GIGAスクール構想に最適なデバイスとは?
GIGAスクール構想の標準仕様とは?
GIGAスクール構想に最適なデバイスを確認していきましょう。
2019年12月20日に文科省が公開した「GIGAスクール構想の実現標準仕様書」に沿ってご紹介します。
このなかで文科省も「この標準仕様書はあくまでモデルである。各自治体におかれては、ICT 活用教育アドバイザーも活用しつつ、このモデル例を参考に各学校での ICT 活用を想定して独自に仕様書を作成し、安価で簡便な調達と持続可能な学校 ICT 環境の運用を実現していただきたい。」を参考にご紹介します。
標準仕様書は、適切な通信ネットワークとパブリッククラウドに基づくクラウドコンピューティングを基本としたもの。そのため、クラウドコンピューティングを利用した動画や音声データのやりとりがスムーズに可能になるよう、併せて通信ネットワークの整備も必ず行う必要があります。
クラウドコンピューティングの利用にあたっては、「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン(文部科学省 令和元年 12 月改訂版)」を踏まえ、クラウドコンピューティング利用を前提として、自治体ごとに学校における情報セキュリティポリシーの改訂を行うことが望ましいとしています。
GIGAスクール構想の実現標準仕様書

「学習者用コンピュータの標準仕様書」とは、「新時代の学びを支える先端技術推進方策」の考え方に基づき、学習者用コンピュータのモデル仕様を、Microsoft 社、Google 社、Apple 社、それぞれが提供している3種類のOSについて提示したものです。
仕様書には以下を含む
● 学習者用コンピュータ標準仕様書例
● 端末の選定に必要な要素について -学習用ツールの検討
● LTE通信でのネットワーク整備について

GIGAスクール構想対応デバイスの共通の選定ポイント

出典:文部科学省ホームページ (https://www.mext.go.jp/)